Rain World Downpour ストリーム編プレイ時の雑記とらくがき

ストリームくんにはウーパールーパーみたいなエラがある。それ故に水に潜っても長く息が続くので水中にはめっぽう強い。
…という情報は仕入れてたけどそれに加えて機動力めちゃくちゃ高くてびっくりした。
泳ぐ速度はもちろん歩くのも速いし普通のジャンプでも飛距離がすごい。
直前までグルマンくんプレイしてたから余計に身軽に感じるぞ。

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スタート地点はDrainage System。
フニフニ動いて機動力の高さに感動してるとすぐに雨の予感が近づいてきた。素早く移動できるぶん雨までの時間がすごく短いみたいだ。
捕食者を仕留めても食べることはできないから戦わずに逃げるのが基本戦術になりそう。
ストリームくんは最初から言語理解能力があって腹の中にパールも入っていた(スラッグキャットは小さいモノなら一つだけ腹の中にしまっておける)。
同じ状態だったハンターが他のイテレーターから派遣されてきた子だったのでこの子も誰かからの使いなのかも。

道中でわかったこと…
この世界の水辺によく生えてる青い実は水に浸けると膨れて食べられるようになるモノなんだけど、ストリームくんは手に持っただけで食べられる状態になるみたい。
何といううるおいボディ!

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とりあえずはムーンのもとへ。なんか白い服着てるぞ!?
「この環境に適応した種は初めて見た」
「頻発する雨はペブルスの状態が深刻なことを表している」
「ここには何もない。ただ君が元いた場所へ帰るようにアドバイスすることしかできない」
とかいろいろ話してくれた(うろ覚え)。
その後持っていたパールを見てもらうと
「イテレーターの回路図が記録されている。もしかしたら保守点検の依頼かもしれない」
「私より後期の型の構造…この周辺だとペブルスがそうだったはず」
と教えてくれた。
ペブルスに会ったら一応このパール見せてみようか…。失くさないようにちゃんと腹にしまっておこう。
(個人的嗜好によりムーンの口調はDLCより前のものっぽくなっています)

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Memory Cryptosまで来てみると今までと様子がガラッと変わっていた。
ここより上層にあるThe Exteriorの一部が崩落してきたのか、腐敗のこびりついたガレキの山とそこに生息してた黄トカゲがウロウロしている。元々この辺にいた生物はいなくなってるっぽい。
察するにサバイバーやモンクよりかなり後の時間だ。
見慣れた場所が大きく変化してるのはワクワクするけど腐敗や崩壊がかなり進んでるみたいだし、ペブルスの状態が心配すぎる…。(The Exteriorはペブルスの外装部分)

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タイトルメニューの「コレクション」にパールの内容が記録されるようになった!!!
一応ムービー保存もしてあるけどパールって厄介な場所に落ちてたりして見返すのが容易じゃないからこれはありがたい。
でも今まで読んでもらったものは記録されてないのでまさか結局…集めなおし……?😇
(パール収集してたサバイバーのデータロードしたら記録されました。安堵安堵)

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The Exteriorまで来てみるとやはりというか、一部が崩れ地形が変わり、外部まで腐敗が広がりダディロングレッグスがそこら中をじゅるじゅる這いずりまわる危険地帯になっていた。
この辺に生息してた白や黄色のトカゲもいなくなっている。
みんな崩壊に巻き込まれて落下したか腐敗に喰われたか。

ペブルス内部も案の定ほぼ全域に腐敗が広がり、所々面影のある場所はあるものの構造体はボロボロに崩れ見たことない配水管へ繋がってしまっている。
エリア名もFive PebblesからThe Rot(腐敗)に変わっていた。
元から腐敗の酷いエリアは原型とどめてなくて、マップで見ると四角っぽかった部屋はギザギザのぐちゃぐちゃに。
一角を除くほぼ全体が無重力のエリアだったのに今はもうその一角同様無重力がオンオフ切り替わる不安定な状態になっている。
もう完全に壊れるのも時間の問題なんだろうな。

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狭い配水管をみっちり塞ぐダディたちに憤りと恐怖を感じながら進み、いよいよ中心部へ。いつもの四角い部屋の側面にブチ空いた穴から訪問すると、床に座り込んだペブルスがいた。

「…何かの冗談か?」
「今まで何度も君の仲間が来るたびに道を示し知恵を与えてきたが、今はもう何もできない、そうすることができる状態にもない」
「君を助けることはできないし、俺自身を助けることさえできないんだ」
と、相当しょぼくれている模様。
そしてスラッグキャット特有のいつもと変わらないうつろな表情にもはや親しみすら感じてるという。
モンクの時代だったか、君たちの来訪にいい加減うんざりしてるとかもう来るなよとか言ってたというのに…。

そしてペブルスからひとつ頼み事をされた。
「この構造体の奥深くに驚異的なパワーを放つ質量希薄細胞がある」
「その細胞を取り出し、ムーンのもとへ運んでほしいんだ…彼女が生きていればの話だが」
「細胞が取り出されると構造体は停止し始め、俺は徐々に死んでいく」
「過去の過ちから逃げることはできない。今できることは他にないんだ」
「頼む。俺のためにやってくれないか」
「俺は、自分の選択をしたんだ」
大部分が崩壊し機能不全に陥っているムーンの現状はペブルスの過去の過ちから来てるもので、当時はムーンに対して絶対に許さない的なこと言ってたのに長い時間がたった今自分の非を認めて後悔してるんだなって。

ペブルスが眺めていたパールには、かつて自分の街で流行っていた讃美歌の録音データが入っていて、それを聴いて思い出に浸ることしかできないと。この部屋周辺の音そのパールから流れてたのか。
そういえばとストリームくんが持ってたメンテ依頼のパールを見せてみたけど特に何も反応はなし。
もうメンテどころじゃないし手の施しようがないもんな…。
関係ないけどペブルスもムーンも近づくと手を添えてくるの好き

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来た道を引き返しその細胞を探しに行こう。ペブルスのためにも。
ここからペブルスのガイドが道案内してくれるようになった。
「細胞はあっち!」
「そこに腐敗!」
「シェルターは向こう!」
と、やたらに親切…!
絶対にムーンへ細胞を届けさせるという強い意志を感じる。

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ガイドの示した方向を探索してみると割とすぐに例の細胞が見つかった。
一部処理が激重なのかフリーズしまくるエリアがあったのでそっち方面じゃなくてよかった。

細胞の見た目は大きな黒い球体。手に持ってひとたび起動すると一定時間周囲が低重力状態になり跳躍力が飛躍的に向上する。
ただでさえ機動力の高いストリームくんが更なる力を手にしてしまった…!!!
もはや跳躍じゃなくて飛翔だよ。
両手が塞がるデメリットはあるけどこの機動力と引き換えなら何の問題にもならないね。

細胞を取り外したら周りの機械が停止し無重力状態が完全に解除された。
後に気づいたけど雨までの時間もかなり長くなった。
言ってたとおりこれからゆっくり死んでいくことになるのか……。
あとは任せときな👍と心の中で親指を立てながらこの場所を後にする。
ムーンのところへ急げ!!

***
外に出てからもペブルスのガイドがずっと見守りと案内をしてくれる。
細胞を何度か奈落に落としたのも絶対見られてるな。
違うんだヴァルチャーとかトカゲに突然襲われて手が滑って。ごめん。
…失くしたままうっかりセーブしたらどうなるんだろう。絶対試さないけど。

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強化された機動力を炸裂させ爆速でムーンのもとへ。
「気づいているか? 豪雨が落ち着き始めてることに」
「ペブルスがとうとう壊れてしまったのか…もしくはついに『大きな問題』の解決策が見つかったのか。彼のためにもそうであることを願うよ」

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細胞を然るべき場所へ設置しに行くために近くの地下水道からムーン内部へアクセス出来る場所を探そう。
長い長い水道を深く深く潜っていくと見つかった新たなゲートの先は水中洞窟と水没したムーンの構造体で構成されたようなエリア、Submerged Superstructure(水中上部構造)。
こんなところ他のスラッグキャットだったら絶対たどり着けないぞ…ストリームくんだからこそ来れる場所。

探索してると新生物の水生ムカデと巨大クラゲにエンカウントした。
なんで水中にムカデがいるんだ。空飛んでるムカデも大概だけど。
巨大クラゲのほうはいつも食料にしてるクラゲの成体なのかな。
どっちも電撃放ってきて怖い。ストリームくんに効果は抜群だよ。

さすがのストリームくんでも溺れるほど水中移動が続いて結構つらい。
何度か溺死した後にわかったことだけど水中で細胞を起動すればめちゃくちゃ早く泳げるようになるようで。
もう大部分探索した後に気が付いたよ。何故もっと早く試さなかったのか😇

***
心臓部にて細胞を起動すると周囲のたくさんの機械が動き出し水流が発生。
そして流された先は
雪国だった。ここはムーンの構造体の上層部らしい。
空から雨以外のものが降ってるの初めて見た。息が白くなってるの細かい。
スラッグキャットの寒さ耐性はいかほど?

***
探索もそこそこにムーンのもとへ戻るといよいよエンディングへ。

完全ではないものの機能は復旧され、ムーンは今まで忘れていたことを思い出した。
機能不全に陥る前のこと、その後の未読メッセージやガイドたちが記録していた情報いろいろ、全部まとめるには時間がかかるようだけど。
思い出したことの中にNo Significant Harassment(近隣のイテレーター)がハンターを派遣して自身を復旧させてくれたことも含まれてたのはなんかアツい。もうどれほど昔のことになるんだろうか。
ムーンのガイドたちがたくさん帰還してきている中にペブルスのガイドも一体混ざってるけどこの光景はペブルスにはもう届かないんだろうな…。

そしてペブルスについて。
「過去のことなんてもう関係ない」
「君は今残っている全てを私に与えてくれた」
「君がまだ昔のように怒りを抱いていたらこんなことはしなかったはず」
「最後に話したときは腐敗で酷い有様だったけど、それでもまだ彼の一部が残っているのであれば…」
そして仲直りする機会を与えられたのだからとムーンはメッセージの送信を始めた。

一部の機能が回復したこと、これまでの出来事もある程度把握したこと。
そして明確にペブルスへ向けて
「もしメッセージが届いて、方法があれば信号を送ってほしい」
「いろいろあった後で私に声をかけるのは気まずいかもしれないけど」
「お互い長い間、考える時間があった。私が抱いていたかもしれない怒りはとっくに消えた」
「何も恨んでなんかいない」
「そして姉として私がどれほど君を大切に思っているか、わかっているはずだよ」
「…」
「ごめんなさい、ペブルス。話し相手が必要なときは、いつでもここにいます」

そしてそのメッセージが暗い部屋で座り込むペブルスに届いて…。
~以下スタッフロール~

ああああ良いエンディングだったああああああああ😭😭😭
始めたときはイテレーターたちのアレコレにガッツリ関わっていくと思ってなかったからめちゃくちゃ感情揺さぶられたよ…コレが「エモ」か。
DLC以前はお互いに二度と干渉しあうこともなくこのまま朽ちていくだけなんだろうな…とか考えてたんでこのエンディングを迎えて安心した。
二人のイテレーターにとってのHAPPY ENDでした。

そういえばストリームくんがどこから来たのかは結局謎のままだったな。


◆用語の補足とか

・腐敗
青い×模様の入った黒い嚢胞とそこから伸びる触手。
少しでも触れると引き込まれて食べられる。怖い。
ペブルス内部のいたるところに蔓延し時系列が進むごとに侵蝕が広がっていく。

・ダディロングレッグス
大きく成長し壁から離れて動きだした腐敗。怖い。
幅広の通路でも触手を大きく広げて道を塞いでくるので厄介だし怖い。
体がそこそこ大きいわりにマップ移動用の狭いパイプも平気で通ってくる。怖い

・ガイド
イテレーターの目の役割を果たす生物。
壁床天井からにゅっと出てきて、ホログラムでアイコンや絵を映し出し導いてくれたりくれなかったりする。
所属するイテレーターによって色が違う。
ペブルス=水色
ムーン=黄色

2023/11/01